GENOME Journal

(厚労科研)「国民が安心してゲノム医療を受けるための社会実現に向けた倫理社会的課題抽出と社会環境整備」研究班

第3回ゲノム交流会のお知らせ

皆様、こんにちは。

ここ東京某所からは、雪化粧した富士山が美しく、
冬の足音も少しずつ近づいてまいりました。
皆様はお変わりなくお過ごしでしょうか。

さて、第3回ゲノム交流会のお知らせです。
開催まで1ヶ月を切ってしまいましたが、
ご都合が合う方は是非ご参加ください。

今回は、平日夜に開催いたしますので、土日で参加できなかった方も
この機会にお気軽にお申込みください。

第3回の幹事は愛知県がんセンターの研究所長 井本先生です。
井本先生からメッセージが届いております。

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皆様初めまして、

私は、愛知県がんセンターで、研究所の所長として管理運営を行うとともに、病院でがんの遺伝診療や遺伝カウンセリングを担当しています。

今回、がんゲノム交流会の幹事を務めさせていただくことになりました。

がん診療の現場では、がんに関係する遺伝子を一度にたくさん調べるがん遺伝子パネル検査を行い、その結果から治療薬を選択するがんゲノム医療というものが2年前から始まっています。

たくさんの遺伝子を調べると、がん細胞だけで見つかる変化以外に、個人が生まれながらに持っていた変化が見つかることもあり、その一部は検査を受けた患者さんやその血縁の方々の病気の予防や早期発見に役立つことはもちろん、見つかった病気の治療に役立つこともあります。

しかし、治療のために検査を提出した担当医は、治療に直結しない情報を患者さんに伝えることに難しさを感じてうまくコミュニケーションがとれていない可能性があります。

このようながんゲノム医療での医療者と患者さん側の接点について、皆様と一緒に考える機会になればと思います。
皆様のご参加をお待ちしております。

第3回ゲノム交流会幹事:井本逸勢(いもと いっせい)

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第3回ゲノム交流会概要

テーマ:「がんゲノム医療における医療者と患者さん側の接点」

開催日 2021年11月29日19:00〜
オンライン開催(Zoom)

参加費:無料(定員になり次第締切)

申込み先:

Googleフォーム

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