GENOME Journal

(厚労科研)「国民が安心してゲノム医療を受けるための社会実現に向けた倫理社会的課題抽出と社会環境整備」研究班

ゲノム交流会について

ゲノム交流会に関わっている研究者のご紹介です♪

ゲノム交流会では、グループディスカッションを必ず実施します。
各グループには、ファシリテーター(若手の認定遺伝カウンセラーが中心)、研究班のメンバーが必ず参加します。そこに参加してくださる患者さん、市民の皆さまとバランスよく分かれるようにしています。
時折、あれ?患者さんや市民がグループに自分しかいないわ!なんてこともありますが、
それは当日になって参加をキャンセルされる方もいらっしゃって、そのような状況になってしまうのです。もし、そんな時は逆にチャンスと思ってグループの皆さんとたくさん交流してください。

さて、そんなゲノム交流会には、主催している研究班メンバーが多く携わって準備をしてくださっています。どんな人が交流会を企画したり幹事をされたりするのかわからないと参加する皆さんも不安に思われたり、緊張してしまうこともありますよね?

そこで、今回は第1回目からお手伝いいただいている運営メンバーのご紹介です。

京都大学医学部附属病院の遺伝子診療部所属の山田崇弘先生です。
山田先生は通称「崇弘(たかひろ)先生」と、所属先の遺伝カウンセラーや学生さんから呼ばれているようですよ。

そんな崇弘先生からゲノム交流会へ参加をご検討いただいている皆さまへメッセージです♪

「ゲノム医療という言葉は最近多く聞かれますが、普段の生活の中では実感しにくい言葉だとも思います。ゲノム医療という言葉を聞いても、何に役に立つのか、何が期待できるのかもよくわからない(医師などの医療従事者にとっても)のが普通でしょうし、心配なことや知りたいことと言われても、何を聞いていいのかもわからないのが普通だと思います。交流会では、一人ひとりにとってゲノム医療とは何かを一緒に考えることができればと思います。情報説明会でも相談会でも討論会でもなく「交流会」ですのでざっくばらんにお互いに語り合っていただけると嬉しく思っております。」
 
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第3回のゲノム交流会の企画も考えてくださっています。
次回の詳細は決まり次第お知らせいたします♪

食欲の秋となりましたが、皆さまも食べ過ぎには注意してくださいね。